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ABOUT ME

 崇城大学教授の坂井栄治です。情報学部情報学科で電気回路や電子回路を教えています。専門分野は電気電子工学で、スイッチング電源技術をベースにしており、エネルギーエレクトロニクス研究所で研究を行っています。また、学生諸君と共に手作りの電気自動車で、毎年、エコ電レースに出ています。

RESEARCH INTERESTS

エネルギー蓄積素子の電子機器への応用に関する研究

 エネルギー問題の解決のために、自然エネルギーの利用が考えられます。一般に、自然エネルギーは電気エネルギーへ変換されますが、出力変動が大きいため、一旦、電気エネルギーを蓄積する素子が必要になります。この研究では、電気二重層キャパシタなどの環境に優しいエネルギー蓄積素子を用いて、電子機器にエネルギーを供給するためのシステムに関する研究を行っています。

電気二重層キャパシタのワイヤレス充電に関する研究

「電気二重層キャパシタ」という蓄電素子は、化学反応なしで、物理的に充電・放電ができます。化学反応がないので充・放電には時間がかかりません。副生成物も出ないので素子の劣化も起こりにくく、長期間使うことができるため、電気自動車などに適しています。しかし、電気エネルギーをため込む密度が低いので、ひんぱんに充電する必要があります。そこで、安全性も考え、この素子をワイヤレスで充電する研究をしています。低コストのキャパシタ充電システムをめざしています。

低電圧・大電流スイッチング電源の高効率化に関する研究

 大電流を取り扱う電源では抵抗損や整流損のために高効率が得にくいという問題があります。この研究では、低電圧・大電流電源の高効率化について検討しています。

エコ電レースへの参加

 毎年、学生諸君と共に手作りの電気自動車で、レースに参加しています。

Publications

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